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ペダルの導入とブルグミュラー



ブルグミュラー


ピアノを習ったことのある方にはなじみ深い「ブルグミュラー25の練習曲」ですが、小石川ミュージックアカデミーではちょうどブルグミュラーをはじめるあたりから、ペダルを導入します。

ペダルについての教育は、補助ペダルの発達などもあり昔に比べ随分進んできたように思いますが、ただただ「講師が指示した通りに踏むだけ」では本物の演奏力は育ちません。
最終的には演奏者自身が考え、音を聴いてその都度判断することが必要となります。
その第1歩として、教室では下記のようなプリントで学習をします。


☆ペダルのやくわりについて・・・自分の考えを書きましょう。



ペダル(一番右のダンパー・ペダル)をふむと、音はどうなりますか?




曲の中でペダルを使うことで、どんな「こうか」がありますか?





実は、ペダルの効果というのは、1種類ではありません。
はじめから講師が答えを与えるのではなく、まず自分でペダルを踏んで変化を感じ、踏んでいないときとの音の違いについて様々な角度から考えることが重要です。また、ペダルの効果は、ピアノの構造に深く関わりがあります。
レッスンの間に時間を取り、グランドピアノのふたを開けて調べてみることもします。

弦が何本あるんだろう。
鍵盤を押すと、どうして音が出るのかな。
ペダルを踏むと、中はどうかわるのかな。
どんなものでできているのかな。

子供たちはこの大きな楽器に対して不思議がり、とても興味を持って、真剣に調べようとします。
鍵盤とだけにらめっこしていては、できない体験です。
未就学児の子も、大人が驚くようなハッとする発見をしたりします。


そして同時に作曲家ブルグミュラーについての学習もします。
皆さんはいくつわかりますか^^?



☆ブルグミュラーについて・・・くうらんをうめましょう。(ヒント:2つとも国の名前)



フリードリヒ・ヨハン・フランツ・ブルグミュラー(1806〜1874)は、シューマンとほぼ同時代の
(    )人です。父は有名な音楽家、弟は優れた作曲家という音楽一家に育ちましたが、
青年時代からパリに移り住み、作曲家、ピアノ教育者として(    )で一生を終えました。
彼の作品の短いフランス語のタイトルや、まじめさとおしゃれなセンスをあわせもったところは、そんな生い立ちからきているかもしれません。



言葉(25の練習曲のタイトル)とせつめいを、線で結びましょう。


・アラベスク                ・鳥の名前


・せきれい                 ・毒グモ


・スティリエンヌ              ・アラビア風デザイン    


・タランテラ                ・オーストリアのアルプス地方の


・アヴェ・マリア              ・天使のよびかけ



作曲家のことを知ることで、曲への理解もぐっと深まり、身近に感じることができます。
せっかく夢のある作品になっているので、より深く味わって頂けたらいいなと思います。

(ちなみに答えは、ドイツ、フランス アラベスク→アラビア風デザイン せきせい→鳥の名前 スティリエンヌ→オーストリアのアルプス地方の タランテラ→毒グモ アヴェ・マリア→天使のよびかけ)

この夏には、「ピティナ・コンペティション」というレベルの高いコンクールに年長さんのお二人が挑戦され、M.Bさんが見事「予選奨励賞」を受賞されました。はじめてのコンクールながら、よく頑張りました!

●M.Bさんの演奏曲は
しもまきやすこ:よぞらにゆれるほし
カバレフスキー:小さい歌

強弱やフレーズなどを工夫して、繊細な表現ができました。
舞台ではとても落ち着いて、自然なリズムの流れに乗りながらも、1つ1つのことを丁寧にクリアできていました。
楽譜を読む力があり、理論的に理解することが得意です。お家では年長さんという年齢ながら、なんと5時間も(!)椅子に座って根気よく練習してしまうという、超のつく頑張り屋さんです。

●A.Nさんの演奏曲は
グルック:ガボット
バスティン:ナインオクロック・ロック

2つとも未就学児としては難易度の高いテクニックを要求される曲なのですが、一生懸命練習して仕上げました。
ガボットでは、スラーのニュアンスを上手く出すことができるようになりました。
ナインオクロック・ロックでは、現代曲のユニークさや力強さを表現できました。
すでにほとんどの音域の14種類の和音を聴きわけることができ、現在では同時に鳴る2音をすばやく聴くトレーニングをしています。

生徒の皆さんが努力する姿に、こちらも励まされています。
私達が受けた教育を、次の世代の方たちが受け継いでくださることも嬉しく思います。
これからの皆さんのご活躍も楽しみにしています!
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